「消波根固ブロック」

こんにちは。製造部のS・Mです。

先日、静岡市用宗にある広野海岸公園という場所へ行ってきました。実はこの場所私が読書をする為に度々訪れる場所であるのですが、今回ふとある物に目が付きました。

みなさん、「消波根固ブロック」をご存知でしょうか?海岸線で見かける事があると思いますがこちらが気になりましたのでちょっと調べて(ネット知識ですが・・)みました。

消波根固ブロックとは海岸や河川の護岸や水制を目的に設置するコンクリートブロックの事であり、単体で0.5t~80tと大変重量のある物体です。形状についても積み上げた際の

かみ合わせを考慮して様々なバリエーションがあり、確認したところ40種類以上あるようです。これらの据え付けは現地で型枠にコンクリートを流し込み、その場で生産して据えて行く方法であり、工場で生産して現地まで運搬する費用を抑えているそうです。護岸、水制を目的としていますが、水辺の景観を損ねるといった側面も持っており安易に設置できない難しさもあるようです。

因みに、“テトラポット”と呼んだ方が馴染み深いと思われますがこちら商品名であり、消波根固ブロック全体をさす言葉ではないそうです。広野海岸公園で確認できた消波根固ブロックは「シーロック」、「三柱ブロックⅠ型」、「テトラポット」の三種類でした。よく見ると違いがありますね。

写真右 シーロック 、写真下側(見難いですが・・) 三柱ブロックⅠ型

テトラポットです。御馴染みの形状ですよね。

普段目にしているものも知っているようで意外と知らない事の方が多いと改めて気付きました。普段生活している中での新しい発見というのは身近にたくさんありますので、ふと立ち止まって興味をもって見る事はおすすめしたいですね。